【開催報告】「絹の魅力がわかる!蚕さんから着物ができるまで」講座

裕子きものスタイル 繭講座

「絹の魅力がわかる!蚕さんから着物ができるまで」講座を開催しました。

1回目は福井県敦賀市、敦賀駅隣接「ちえなみき」にて、2回目は敦賀市の自宅サロンにて開催しました。

講座の参加者さんからは とても興味深かった!知っているようで知らないことばかりだった!など嬉しい感想をいただきました。

目次

なぜ講座を開催しようと思ったのか?

着物の素材には絹、木綿、麻、ウール、ポリエステルなど様々なものがあります。

それぞれに良さがありますが、

私は特に絹の着物の心地良さを実感しております。

絹のパワーを知ってほしいな!

蚕さんの吐いた糸が繭になり、その繭からどうやって糸をとっていくのか?どのような工程で染めの着物や織の着物が出来るのか?

そんなことがわかると尚、着物に興味、関心が増すのではないかな?と思ったのです。

裕子きものスタイル 着物姿

絹の良さって?

絹の良さって?

たくさんあります!。

絹の着物は美しい光沢がありますし、着付けをしていても滑ることなく体に沿ってくれます。

軽くて、暖かい。

そして何より!匂いがこもらないことが素晴らしいと感じます。

暑い時期だけでなく、冬でも暖房で汗をかきますよね。絹以外の洗える着物の場合はその汗が外へ出ていかず体にこもってきます。そしてそれが匂いにかわるのです。

しかし、絹は吸湿性、放湿性にすぐれているので汗を吸って出してくれる。匂いがこもりにくいのです。

次に、絹の良さを箇条書きにしてみました。

絹のよさはこんなこと!

長い繊維なので、多様な織り方が可能
織られた生地は柔らかくコシがある
吸湿性・放湿性にすぐれている
美しい光沢を持つ
草木・化学染料どちらも染まりやすい
軽くて暖かい
静電気がおきにくい
紫外線防止効果がある

では、短所は?

  • 水の影響を受けやすい
  • 長期の保存で黄変しやすい

特性があります。

講座の内容

  • 絹の特徴
  • 絹の美しさのヒミツ
  • 精練について
  • 繭の種類
  • 生糸の作り方
  • 撚糸について
  • 紬糸(真綿糸)が出来るまで
  • 織の着物、染めの着物の違い
  • 御召着物とは
生糸精練前と後 真綿手引糸
生糸精練前、精練後 真綿紬手引き糸
 
世界の繭
着物一反分の繭の量 (2025本場結城紬展 「糸」より)
着物一反分の真綿 2025本場結城紬展「糸」より

受講生さんのご感想

Mさん

絹について詳しく掘り下げて学べました。
繭、生糸、精練された糸など実際に見て手に取って実感できたことでより記憶にとどまりました。
着物の知識が深まることで、より愛着がわいて着物生活が楽しめます。
今後も年に数回、このような講座、着物に関する見学、お出かけを企画していただけると嬉しいです!。

Aさん

映画などで、女工さんが並んでお鍋にぷかぷか浮いている繭から糸をとるシーンは観たことがありましたが、具体的に何をしているのだろうと思っていました。
繭の糸口の見つけ方や、1つの繭からとれる長さ、絹の性質なども詳しく知ることが出来ました。
また、真綿は絹であることがわかり衝撃でした!。
織の着物と染めの着物の工程の違いは漠然と知っていましたが、紬が繭から直接とる糸ではなくて、真綿から紡いだ糸からということを初めて知り、絣の入れ方などなど大変興味深かったです。
珍しい糸や繭などをたくさんもってきてくださり、先生の熱意を感じました。おかげさまで貴重な体験をさせて頂くことができました。
視聴覚教材はわかりやすく、実物教材では触感や嗅覚なども使い、五感を感じて学ぶことができました。
これから着物に出会うのが楽しみです。
本日はありがとうございました!。

Rさん

本日はありがとうございました。
今まで何気に耳にしていた様々な言葉、例えば真綿、経糸緯糸の意味、撚りをかける、織の着物、染めの着物などの意味が理解できました。織る工程で縮緬ができたり羽二重ができたり、、、本当に面白かったです。
また繭や生糸などの実物を拝見でき、動画も取り入れてくださって理解が進みました。
お稽古の中でもこのような言葉はよく聞くのですが、体系的に学べたことが本当に良かったです。
ただ、私にとっては内容が盛りだくさんすぎて先生の説明に時々理解が遅れてしまって、抜けたところも多々あると思います。
もし、次回も開催可能でしたら、時々休憩をはさんでいただいて、もっとお話しをお聞きしたいと思いました。
ありがとうございました!。

Kさん

講座に参加させていただきとても良かったです。ありがとうございました。
新しい発見がいっぱい、実物のいろんな工程の絹にも触れることができてとてもわかりやすかったです。実物は必要ですね。お召着物は知らずに着ていましたが少し納得することができました。
全国には染織の産地がたくさんありますね。沖縄の大島紬、沖縄の帯など・・。今後、そんなのも教えていただけたら嬉しいです。
着物っていいですね!。

Hさん

大変丁寧でわかりやすい講座でした!。知っているようで知らなかったり、真綿や紬について全くの勘違いをしていたり、大変勉強になりました。
知らなくても着物は着れるかもしれませんが、知ることで、さらに愛着がわいたり、大事にしたい気持ちが深まったりしますね。
今日はあっという間に時間が過ぎてしまいました。
ありがとうございました。

Hさん

今日はありがとうございました。

繭の種類、生糸ができるまでの工程、縮緬の撚りなどについて、無知だった私にはとても興味深く、面白く、好奇心をかき立てられる内容でした!

繭糸の断面を知り、精練の工程を学んだ後に実際に手にすると、手触りがこれほど違うのかと驚きがありました。

紬の糸を作る手間には感動さえ感じましたし、生糸とは違った感触や温かさも実感できました。

今日はいろいろなことが知れて勉強になりましたし、とても楽しくて有意義な時間でした!。

Rさん

1枚の着物が出来上がるまでにたくさんの蚕さんの命をいただいていること、たくさんの職人さんたちのご苦労と技術があっての着物だったのだと、深く感銘を受けました!。

そして、私はまだまだお着物の種類のことすらわかっていないということもわかりました。

いつも生き方を考えさせられる時間を本当にありがとうございます。
先生とお会いできたことや、日本人として生まれたことにものすごく感謝しています。

あとは・・講座とは離れますが、着付けで気になるところ、あります。
補整です。変わりゆく体型との戦いです!。
でも着物を着るのは筋トレかなとも思います。

本日は本当にありがとうございました!。

寺谷裕子

受講のみなさん、ステキなご感想をありがとうございました!。

そうなんでよね。
考えてみるとびっくりと感動。昆虫の一種の蚕さんが吐いた糸から私たちの着物ができているのですから。
それがわかると
着物は私たち日本人の貴重な衣服
大事に着たい
そう思います。

皆さんが着物を着ることだけでなく、着物の染織、産地、作られる工程も大変興味をお持ちだということがとてもわかりました。

今後は、全国の染織 結城紬、大島紬、沖縄の紅型など・・の講座も行っていこうと思います。

着物をともに学んでいきましょうね!。

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