これから着物を自分で着たいな~と思っていらっしゃる方、または着物レッスンを始められた方に向けてお伝えしたいことがあります。
私がいつも感じている、着物を楽しむために大事な2つの事をシェアしますね!
その2つとは・・
- 「インプット」と「アウトプット」
- 「完璧な着姿にこだわらない」
「インプット」と「アウトプット」
インプットとは「入力」という意味
・知識を自分に入力するということ
「アウトプット」とは「出力」という意味
・「インプット」で学んだ知識などを反映させるということですよね。
どちらもバランス良くが大事です。
着物に関してはこうなります
インプット | 着物の着方、知識を学ぶ |
アウトプット | 学んだことを実践して実際に着物を着て出掛ける |
「インプット」で着物の着方、知識を学ぶ
着物は直線で仕立てられた衣服。曲線の体に沿わせるためには着方を学ぶ必要があります。
なので、レッスンで学んでください!。着方の方法は繰り返すことで覚えます。
こうなるのはどうして?と疑問が出てきますが、着物は理論に基づいた衣服なので、理由があります。
着る回数を重ねるごとに理解を深めることは楽しみでもあります。
「アウトプット」で実際に着物を着て出掛ける
さあ、着方を覚えたら着物を着てお出かけしましょう。
家の鏡の前では出来ていても、出掛けたら着崩れてくることがあります。
動くことによって、あれ・・裾が広がってきた、衣紋が詰まってきた、
衿元が崩れてくる・・など。練習だけだとわからなかったりします。
アウトプットで気づきが生まれます。
これが良いのです!。
最初から完璧なんてないですからね。着方を覚えたら早速お出かけして欲しいです。
学びながら実践しての同時進行が良いと思います。
完璧な着姿にこだわらない
雑誌のモデルさんは前なら前だけ、斜め角度ならそこをシワ一つないように撮っています。
私たちは一瞬だけを切り取る雑誌モデルではないので、全方向見られますし、動きます。
雑誌の着姿美しいモデルさんのようにならないのは当たり前です。
動いて、衣紋が詰まってきたり、胸元が緩んできたらその都度修正すれば良いのです。
そしてその後、なるべくそうならないための着方を学び、動きに気をつければ良いのです。
完璧な着物姿にこだわりすぎないことです。
最初から完璧を目指してしまうとなかなか着物デビューできません。
着物を着るために大事な2つの事
・「インプット」と「アウトプット」
・「完璧にこだわらない」
を書きましたが、最後にその「アウトプット」するためのコツを書きますね。
「アウトプット」するためのコツ
アウトプットするためには
・期限を決める
・宣言する
期限を決める
期限がないと人はしませんよね。いついつ(日を決める)までに、と期限があった方がいいですね。
こんな事です。
- 子供さんの入学式、卒業式に着物を自分で着る
- お孫さんのお宮参りに娘さんに自分で着せる
- 子供さんの七五三に着物を着せる
- 娘さんの成人式に自分で着せる
最近の生徒さんの事なのですが、100%実行されています。
これって自分だけでなく他の人も関わっています。
そういう場合は実行率は高いです。
宣言する
「自分で着る」場合は他の人に宣言するのも良いし、友達を誘って巻き込むのも良い。
自分の心だけにとどめず、周りにも伝える事によって実行率が上がる。
これは何に関しても言えることですが、着物にも当てはまると思いますので参考にしていただけると嬉しいです。
裕子きものスタイルでは、毎月きものを着て集まる「キモノで朝会」を開催しています。